スピルバーグ監督 読字障害でいじめ受けていた

[ 2012年10月5日 06:00 ]

米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏

 米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏(65)が4日までに、読み書きに困難が伴うディスレクシア(読字障害)で少年期にいじめを受けていたと公表した。「映画が私を救った」と述べ、製作活動を通じ、感じる必要のない恥じらいや罪の意識から救われたと説明。同じ障害のある人に「あなたは独りぼっちではない」と呼び掛けた。

 共同電によると、学習障害のある若者向けのウェブサイト「フレンズ・オブ・クイン」上のビデオインタビューで公表。読字障害について「あなたが思うよりよくある。一生付き合うものだが対処の仕方はある。読解速度を上げる方法もある」と述べた。

 読字障害と診断されたのは5年前。読み書きに悩んでいたことの「謎が解けた」と振り返り、もっと早く診断されていれば良かったと話した。

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2012年10月5日のニュース