榮倉奈々がダークヒロイン 「黒の女教師」最終回は8・0%

[ 2012年9月24日 11:01 ]

 榮倉奈々(24)が主演するTBS系連続ドラマ「黒の女教師」(金曜後10・00)の最終回が21日に放送され、平均視聴率が8・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。全10話の平均は9・9%だった。

 同局の「第1回 連ドラシナリオ大賞」の佳作に入ったシナリオのドラマ化。都立高校で進路指導を担当する生物教師・夕子(榮倉)、古典教師・すみれ(市川実日子・34)、美術教師・彩(小林聡美・47)の3人は一見普通の教師だが、実は真夜中に法外な金を要求しながら、手段を選ばず、学校内に蔓延するさまざなな難問を次々解決していく黒の女教師。毒を以って毒を制するという彼女たちの問題解決方法を通じて、人間の本質に迫る異色の学園ドラマ。主演の榮倉は初の教師役で、ダークヒロインを演じるのも初めて。

 そのほかの出演者は、3人と対立する新人現国教師・遥を演じる木村文乃(24)や、物語の舞台となる3年D組の生徒たちには、ジャニーズJr.の松村北斗(17)、千葉雄大(23)、大野いと(17)ら。

 最終回は、4年前に屋上から転落死した水野葵(上間美緒・19)の弟・トシオ(松村)が葵の担任だった夕子(榮倉)たちに復しゅうするために、転校してきたことが判明。そんな中、夕子たちの懲戒免職を狙ったトシオは彼女たちの“課外授業”を告発するレポートを校長の芹沢(南果歩・48)に渡すが、芹沢は懲戒免職にはせず、長期研修などの名目で夕子たちを学校から排除した。夕子とともに、学校を追われたすみれ(市川)と彩(小林)は瑞穂(中西美帆・23)と葵の関係を独自に調べ始める。3学期に入ったある日、トシオから“罪を償え”と迫られた瑞穂は学校の屋上に向かい…という展開だった。

 前クール(4~6月)の同枠ドラマ「もう一度君に、プロポーズ」(竹野内豊主演)の全話平均は8・6%だった。

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2012年9月24日のニュース