前田敦子 新たなスタートへ「すべて語り尽くした」AKBの7年間

[ 2012年9月4日 18:16 ]

フォトブック「あっちゃん」刊行記念握手会を行った前田敦子

 アイドルグループ「AKB48」を先月27日に卒業した前田敦子(21)が4日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店でフォトブック「あっちゃん」(8月24日発売)刊行記念握手会を開催。イベント前に報道陣の取材に応じた。

 今回のフォトブックはAKB48で7年間活動してきた前田の卒業記念として制作されたもので、撮り下ろしの写真のほかに、2万字にも及ぶインタビュー、総合プロデューサーの秋元康氏(56)やメンバーとの対談などが収められている。初版20万部で、初週だけで5万部を売り上げており、大ヒットとなっている。

 「AKB48として生活してきた7年間がすべて詰まってます。すごく文章がたくさんがあるんですけど、AKB48としての私はすべて語り尽くしたと思います」と自信の表情を見せた前田。撮影は沖縄、地元の千葉、AKB48劇場などで行われたが、「これまでこうやって振り返ったりすることがなかった。初めて振り返ってみて、すごく新鮮な気持ちになれたし、これから頑張ろうって思いましたね。新しい気分で撮影できました」と振り返った。

 お気に入りは、ポスターにもなっている沖縄で花火を楽しむ素の表情を捉えたショットだとか。「今年初めての花火だったし、行きたかった沖縄にも行けたしで、楽しんでいるだけなんですけど。でも、沖縄での写真は自由にしているのを撮ってもらったのが多かった。劇場の時のほうがちゃんとしてます」と笑った。

 「私を作り上げてくれたものすべてが詰まっているのがAKB48。本当にAKB48に感謝です。これからも、いい仲間であり、家族であり、ライバルでいてほしい。そんなAKB48としての私がすべて詰まっています。これを読んで、私も新しくスタートしようと思います」とPRした。

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2012年9月4日のニュース