春日野八千代さん通夜 真帆志ぶき「ショックで…」

[ 2012年9月1日 06:00 ]

 8月29日に肺炎のため96歳で亡くなった戦前から宝塚歌劇団の男役スターとして活躍し、「白ばらのプリンス」と呼ばれた名誉理事の春日野八千代さんの通夜が31日、兵庫県西宮市内で、近親者のみで、しめやかに営まれた。

 小林公一宝塚歌劇団理事長や専科のスター轟悠ら約100人が参列。遺影はサングラスを着用した一枚が使用された。参列した真帆志ぶきは、「(春日野さんの訃報を)聞き、ショックで寝られませんでした」と沈痛な表情。東京から駆けつけた遥くららは、「会えてよかった」と、故人をしのんだ。

 1日に近親者のみで葬儀・告別式が行われ、後日、兵庫県宝塚市の宝塚バウホールで「歌劇団葬」が営まれる。

 春日野さんは宝塚市内の自宅で、約1年前から酸素吸入ボンベを携帯する生活を送っていた。今年3月ごろまでは元気だったが、その後、体調を崩して入退院を繰り返していた。

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2012年9月1日のニュース