ファンも待望!岡田&榮倉で「図書館戦争」映画化

[ 2012年8月1日 06:00 ]

映画「図書館戦争」に出演する榮倉奈々

 シリーズ累計280万部を突破したベストセラー小説「図書館戦争」が、「V6」の岡田准一(31)と女優の榮倉奈々(24)で映画化される。

 読書の自由を奪われた架空の現代日本を舞台に、不当な検閲から武力を使って本を守ろうとする図書隊員と、検閲機関との戦いを描く物語。「GANTZ」2部作などを手掛けた佐藤信介監督がメガホンを取る。

 岡田は新人図書隊員を厳しく指導する鬼教官の主人公。身長1メートル65と小柄だが、筋肉質のイケメンという設定。一方、ヒロインとなる榮倉は直情型でおっちょこちょいの新人隊員役。1メートル70の恵まれた体格で、運動神経抜群という役どころだ。

 2人は初共演。隊員たちの命を懸けた戦いとともに、2人の恋愛模様も見どころとなる。

 原作は作家有川浩さんの同名小説。若者の間で特に人気が高く、雑誌「ダ・ヴィンチ」の昨年5月号では「実写化するならキャストは誰がいいか」という読者アンケートを実施。岡田と榮倉が1位だった。

 出演依頼がある前に原作を読んでいたという岡田は「原作ファンの母にも喜んでもらえると思います。有川浩さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう撮影に臨みたい」と抱負。榮倉は「ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたい。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたい」と話している。

 10月にクランクイン。来年ゴールデンウイーク公開予定。

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