「文枝」襲名の三枝、落語作家は「三枝で続けていきたい」

[ 2012年7月3日 06:00 ]

プリンセス天功のイリュージョンで登場した桂三枝

 上方落語の大名跡「桂文枝」を16日に襲名する落語家の桂三枝(68)の襲名披露パーティーが2日、都内で行われた。テレビ出演にも「文枝で出演する」と表明し、落語作家としては「三枝で続けていきたい」と、あらためて三枝の名も使い続ける意向を示した。

 一門の弟弟子とともに開いた会見では、襲名2週間前だけに「ちょうど三枝と文枝のはざまにいる感じ」と苦笑い。長年親しんだ看板への愛着は大きいようで、三枝の名を誰かに譲ることは「現在のところ全く考えておりません」と明言した。

 また最近、周囲から「痩せた」と指摘されるといい、「祝ってもらうほどにプレッシャーを感じてまして…。いろんな方の訃報があり、私もあんまり(先は)ないな」と自虐的発言で笑わせたが、「19人の弟弟子がついているので、元気に乗り切りたい」と力強く宣言。桂文珍(63)は「民主党は分裂しましたが、われわれは一丸となっていきます」と、兄弟子の後押しを誓った。

 披露パーティーでは、引田天功のイリュージョンでボックスの中から華麗に登場した。パーティーには、鳩山由紀夫元首相(65)や森喜朗元首相(74)、朝丘雪路(76)や三田佳子(70)ら豪華セレブが駆けつけた。

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2012年7月3日のニュース