キンコン梶原 「養う能力ある」指摘も…識者の意見分かれる

[ 2012年5月29日 11:30 ]

母親の生活保護受給についてスポニチ本紙の質問に答える「キングコング」梶原

キングコング・梶原 母が生活保護

 社会評論家の小沢遼子さんは、「キングコング」梶原雄太(31)の母親の生活保護受給について「母親はおばあちゃんの面倒を見ながら生活し、ケガや勤務先の倒産などが重なり、働きたくても働けない状態。息子(梶原)も子供がいるし、不安定な職業でいつ収入がなくなるか分からない。みんなで共倒れになるよりも、生活保護を受ける資格がある人が受けていい」と指摘した。

 母親がパート収入に応じて生活保護費を減額したことなどから、「生活に必要な最低限の額を受給しただけ。まじめで、何も不正はなく、全く問題はない。役所が事情を聴いた上で支給すると判断した。返還命令が出ているわけじゃないのだから、返還する必要はない」とした。

 一方、経済ジャーナリストの荻原博子さんは「生活保護は本当に困窮し、頼る相手もいない人が受けるもの。(梶原は)ローンの返済額からみると、十分に母親を養う能力がある。母親に買ってあげたマンションを担保にローンを借り換えて繰り上げ返済し、母親に生活費を渡すなどの方法もあったのではないか」と指摘した。

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2012年5月29日のニュース