ジェニファー・ハドソン涙…家族3人殺害の元義兄に有罪評決

[ 2012年5月12日 11:24 ]

 2008年に米国の人気女優で歌手のジェニファー・ハドソン(30)の母親ら3人が射殺された事件で、米中西部シカゴの裁判所の陪審団は11日、殺人罪などに問われたハドソンの元義兄ウィリアム・バルフォー被告(31)に有罪評決を出した。米主要メディアは同被告は終身刑となると報じた。

 バルフォー被告は、ハドソンの姉ジュリアさんの元夫。ハドソン自身も証言台に立ち、審理を毎回傍聴した。有罪評決を聞き、静かに涙を流した。

 検察側によると、被告はジュリアさんと別居中だった08年10月に一家の自宅に侵入、ハドソンの母=当時(57)=、兄=同(29)=を銃で殺害し、連れ出したおい=同(7)=を車内で射殺した。ジュリアさんは留守だった。

 ハドソンは07年、映画「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞を受賞。今年2月のグラミー賞授賞式では、急死した人気歌手ホイットニー・ヒューストンさんのヒット曲「オールウェイズ・ラブ・ユー」を歌った。(共同)

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2012年5月12日のニュース