AKB「チーム4」 16人そろって初の単独公演!

[ 2012年4月21日 06:00 ]

岐阜公演を行ったAKB48「チーム4」

 AKB48のチーム4が20日、正規メンバー16人による初の単独公演を岐阜市の長良川国際会議場で行った。6日から始まったAKB48の全国ツアーの一環で、チーム4にとってはこの日が初日。16人が初めてそろったステージに、人気メンバーの島崎遥香(18)は「思い入れのある公演になった」と感慨深げ。3カ月間の謹慎を乗り越えたキャプテン大場美奈(20)も会心の笑みを見せた。

 A、K、B、4とチーム単位で47都道府県を回るツアーの4カ所目となったステージ。オリジナル曲「走れ!ペンギン」など24曲を歌い、客席を埋めた約1600人もチームカラーの黄色いペンライトを振り回し、熱い声援を送った。

 ジャニーズJr.との共演が話題となっている日本テレビドラマ「私立バカレア高校」(土曜深夜0・50)で重要な役を任されるなど人気が急上昇している島崎は「まだ秋葉原の劇場でもそろってできていないので、岐阜が初めてです。私たちにとっても思い入れのある公演になりました」と明かした。

 ドラマで共演しているキャプテンの大場は、ネット上に過去の恋愛をほのめかす内容を記載したことで3カ月間活動を自粛し、今年から復帰。「まだまだ自覚など足りない部分が多いと思うけど一生懸命頑張っていきたい。今日ここからが再スタートです」と深々と頭を下げた。

 チーム4は昨年6月に発足。同8月には鹿児島、鳥取で“顔見せ興行”があったが、この時のメンバーは12人。公演は通常16人で行うため、研究生4人を加えてのパフォーマンスだった。

 その後もメンバー1人が卒業するなど紆余(うよ)曲折があったものの、今年3月に岩田華怜(13)ら研究生5人が新加入。東京・秋葉原の専用劇場でも全員そろった公演が実現していないため、この日が正規メンバー全16人による初の単独公演となった。

 「最初の鹿児島は(100点満点中)3点。次の鳥取で修正できた部分もあったが他のチームとは大きな差があった」と辛口な評価をつけていたAKB48劇場支配人の戸賀崎智信氏も、この日のハツラツとしたステージには「去年よりずいぶん成長した」と納得の表情だった。

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