“雨女”まゆゆ 晴れ晴れソロデビュー「完璧」!

[ 2012年3月21日 06:00 ]

ソロデビューイベントで、用意された誕生日ケーキを前にポーズをとる渡辺麻友

 AKB48の渡辺麻友(17)が20日、東京都稲城市のよみうりランドでソロデビュー曲「シンクロときめき」発売を記念して、初の単独イベントを行った。自他共に認める“雨女”だが、この日は晴天の下で3曲を熱唱。「大きなミスもなくダンスも完璧だった」と“晴々堂々”のパフォーマンスで2公演計約1万人を魅了した。

 約5万人の応募から抽選で選ばれた幸運な観客が詰めかけたステージ。春らしい黄色の衣装で「私は大切な日に限って雨が降る雨女なので、快晴になったのが凄くうれしい。太陽の日差しが気持ちよくてライブが楽しい」と晴れやかな笑みを浮かべた。

 その言葉通り、ライブでは3曲をノリノリで歌唱。中でも、4日間の練習のみで臨んだカップリング曲「マユユロイド」はこの日が初披露。「歌詞やダンスが飛んだらどうしようと考えていた」と不安だったそうだが「ミスもなかったしダンスも完璧だった」と胸をなで下ろした。
 
 ステージ上の輝きの裏で大きなプレッシャーと戦っていた。本番2時間半前に会場入り。これまでAKB48や派生ユニット「渡り廊下走り隊7」の一員として何度も上がった“アイドルの聖地”だが「私一人のためにファンの方が集まってくれるのかな?」と不安を募らせていた。リハーサルでも歌詞や振り付けを間違え、楽屋では「やびゃあ(渡辺の口癖でヤバいの意味)」と表情をこわばらせていたという。

 そんな不安を打ち消す完璧なステージを終え「こんなにたくさん来ていただいて本当に幸せ」と感慨深げ。新曲の振り付けにある両手でピストルを撃つポーズにちなみ、ライブ後は観客の中から抽選で選ばれた777人を対象に「ハート撃ち抜き会」などを開き、交流を深めた。

 26日に18歳の誕生日を迎えるため、スタッフから一足早くケーキでお祝いされるサプライズも。今後は「ライブ会場で1人でコンサートをやってみたい」と抱負。さらなる飛躍が期待できそうだ。

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