渡辺謙、ダボス会議で震災を語る…「絆」の大切さ強調

[ 2012年1月25日 19:26 ]

ダボス会議の会合でのスピーチ後、記者会見する渡辺謙

 スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)の42回目の年次総会(ダボス会議)が25日、東部ダボスで開幕した。主要議題の一つ、東日本大震災について、俳優の渡辺謙(52)が会合で英語のスピーチを行い、「絆」の大切さを強調した。

 会合後に記者会見した渡辺は「被災地では人間として何をするべきかという観点で活動を始めた」と説明。ダボス会議では「被災地の、日本のありさまを世界に発信したかった」と会合に参加した意義を強調した。

 渡辺はスピーチで「行き場を失った人々に残ったのは、人が人を救い、支え、寄り添う『絆』という文化だった」と聴衆に語りかけた。また、東京電力福島第1原発事故にも言及。「再生可能エネルギーに大きくかじを切らなければ子どもたちに未来を手渡すことはできない」と述べ、人間が最後までコントロールできないエネルギーからの脱却を訴えた。

 渡辺は昨年4月から被災地22カ所で被災者約3000人と面会した。

 26日には菅直人前首相が震災時の対応などについて報告する。

 29日までの期間中、約250の会合が予定され、約40カ国の首脳を含め政財界、文化人ら2600人以上が議論。日本の俳優、芸能人としてダボス会議でスピーチするのは初めてという。同会議には、過去にエイズ撲滅やアフリカ支援に積極的なアイルランドのロックバンド「U2」のボーカリスト、ボノさんらが参加したことがある。

 初日の会合はほかに、欧州の財政危機や世界的な安全保障、エネルギー、食料の問題などがテーマ。(共同)

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