仲間由紀恵「恥ずかしながら3Dを初めて見た」

[ 2011年11月28日 13:33 ]

「劇場版 テンペスト3D」バーチャル製作発表に登場した(左から)高岡早紀、仲間由紀恵、谷原章介

 女優の仲間由紀恵(32)が28日、都内で行われた主演映画「劇場版 テンペスト3D」製作発表に共演の谷原章介(39)、高岡早紀(38)とともに登場した。

 主演の仲間は女性でありながら、性を偽って王府役人を務め、王の死去後に失脚するも今度は女性として王府に仕えることになる主人公の真鶴と男装姿の孫寧温の二役を演じている。

 2月に上演された舞台、7月からのテレビドラマと、この1年を通じて「テンペスト」に関わってきた仲間は「孫寧温と真鶴の志の高さには本当に頭が下がる。作品で1年以上同じ役をやらせていただくこともあまりないので、撮影に入っていた時は私自身が琉球を、沖縄を救うという強い気持ちをもって毎日臨んだ。私の生まれ故郷である沖縄の物語。一生私の中に残る、財産になる大切な経験をした」と振り返った。

 今回は3D映画。「恥ずかしながら、3Dを初めて見た」と照れ笑いを浮かべた仲間は「スクリーンってだけですごく壮大なものになるのに、3Dで奥行きも加わって、首里城の龍たちが向かってくるシーンは怖くて。こんなに近くにくるんだって、無邪気に楽しんだ」と笑顔を見せた。

 池上永一氏の同名小説が原作の本作は、幕末の琉球王朝を舞台に、美貌と教養を兼ね備えたヒロインが国を救うために性を偽って王宮に身を投じ、権力争いに巻き込まれながら国の難題に立ち向かう物語。

 今年7月から放送されていたNHK BS時代劇ドラマの映画化で、ドラマ版を再編集し、3D化したもの。2012年1月28日より劇場公開。

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2011年11月28日のニュース