桂南光 役作りは「一門の“ボンボン”モデルに」!?

[ 2011年10月5日 06:00 ]

大阪・高津宮で松竹新喜劇の成功祈願をした桂南光(左)と渋谷天外

 落語家・桂南光(59)が、11月18日初日の大阪松竹座「松竹新喜劇錦秋公演」で舞台初主演を務めることになり4日、大阪市中央区の高津宮で、同新喜劇代表の渋谷天外(56)とともに成功を祈願した。

 芸歴41年目で初主演するのは、上方落語「高津の富」を基にした「大当り高津の富くじ」で、放蕩(ほうとう)ざんまいの日々を送る紙問屋の若だんな役。南光が「われわれ米朝一門にも、名前こそ言いませんがボンボンがおりますので、その人をモデルにしたい」と役作りの秘けつ?を明かすとすかさず天外が「米団治(米朝の長男)のことやろ」とツッコミを入れて笑わせた。「大当り…」のほか、天外主演の「船場の子守唄」も上演される。26日千秋楽。

続きを表示

2011年10月5日のニュース