“伝説のポケモン”役…高橋英樹50周年で声優初挑戦

[ 2011年6月2日 06:00 ]

「ポケモン」のアフレコに臨んだ高橋英樹

 俳優の高橋英樹(67)が1日、都内で行われたアニメ映画「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄ゼクロム」(7月16日公開)のアフレコ収録会見に出席した。俳優生活50周年だが、今回が声優初挑戦。黒い体に大きな翼で威圧感十分の“伝説のポケモン”ゼクロムを演じ「これまで二枚目の役ばかりやってきたので、この役はとても興味があった」と苦笑いした。

 重厚感ある声に湯山邦彦監督(58)は「カミナリオヤジのイメージを期待していた。バッチリでした」と太鼓判。高橋も「“おまえの理想は何だ”というセリフが、現代の若者に突きつけているようで気持ちよかった」と満足顔だった。

 「ポケモン」はアニメやゲームなどさまざまなメディアで展開され、世界的的に人気のシリーズ作品。高橋は「外国に行っても、知り合いの子供が夢中になっている。これから私の自慢になります」とご機嫌。人気キャラ・ピカチュウの着ぐるみが会場から姿を消すと「帰っちゃった?連れて帰り、家に飾ろうと思ってたのに」と漏らすほどだった。

 映画は「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと白き英雄レシラム」と同日公開。同じ物語を2つの視点で展開する。会見には谷原章介(38)、石原さとみ(24)、大地真央(55)らも出席した。

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2011年6月2日のニュース