五木ひろし 骨折なんの!被災地に新曲届ける

[ 2011年6月2日 06:00 ]

巣鴨児童合唱団とレコーディングに臨んだ五木ひろし

 演歌歌手の五木ひろし(63)が1日、都内で東日本大震災復興支援ソング「街」(7月27日発売)の公開レコーディングに臨んだ。5月15日に地元の福井県美浜町で開催した「第23回美浜・五木ひろしマラソン」で右肩付け根付近を骨折、全治2カ月と診断されていたことを明かした。

 同大会の伴走を務めた五木は、スタート直後にランナーに押され転倒してケガを負った。現在、温湿布などで治療中で、「右腕を伸ばせば痛みが出る程度。大好きなゴルフができなくて困っている」と冗談交じりに話した。

 日常生活に支障はなく、この日のレコーディングでは、巣鴨児童合唱団10人と「街」を熱唱。ギター一本で作った原曲を、高齢者や子供たちにも歌えるようにアレンジ。「日本人の心に残り続ける童謡のような曲になっていってほしい」。今月中旬に被災地入りして同曲を披露する予定で7月28日に大阪、同29日に東京でチャリティーコンサートを行う。同公演の収益全額を日本赤十字社を通じて寄付する。

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2011年6月2日のニュース