水森かおり 自身の“春”は「つぼみの硬い状態」

[ 2011年6月1日 06:00 ]

 演歌歌手の水森かおり(37)が31日、新曲「庄内平野 風の中」のヒット祈願を山形県酒田市の自然公園「眺海の森」で行った。

 曲の舞台となった庄内平野を望む同所の美しい緑をイメージし、エメラルドグリーンのドレス姿で登場。ソメイヨシノの苗木を植樹し「東日本大震災後に桜が凛(りん)と咲いている姿が人々の心を打った。私もそのような存在になりたい」と誓った。

 一方で、自身の“春”については「まだまだつぼみの硬い状態」と苦笑い。

 12作目のご当地ソングは震災の影響で発売日が約2カ月延期。「どういう気持ちで歌が届くのか考えさせられる期間だった」という。5月8日には宮城県松島町の避難所で前作「松島紀行」を歌唱。「宮城が東北が元気になるように、大事にこの曲を歌っていきたい」と話した。

 「庄内平野」は酒田市内で行われたミニコンサートで披露。集まったファン約450人に、覚え立ての庄内弁で「もっけだの(ありがとう)」と感謝した。

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2011年6月1日のニュース