小百合舞台あいさつ 被災地などで中継

[ 2011年5月12日 06:00 ]

映画「ブッダ」完成披露舞台あいさつ。共演の吉岡秀隆(左)、堺雅人(右)とポーズをとる吉永小百合

 アニメ映画「手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―」(28日公開)の完成披露試写会が11日、都内で行われた。

 声優を務めた吉永小百合(66)らの舞台あいさつは、震災で被害を受けた宮城県名取市や福島市を含む全国14劇場に中継された。吉永はJR東日本のCMに出演している縁もあり、知人の住む仙台市や名取市、松島水族館などを9日に訪れた。船の乗り上げた田畑などに心を痛め、被災者に「がんばろう日本」と手書きした白いTシャツを配った。「私は子供の頃から映画に励まされ、感動して生きてきました。今俳優として仕事しています。震災で傷ついた人たちに映画で元気になっていただければと切に願います」と話した。

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2011年5月12日のニュース