宝塚音楽学校で卒業式「大輪の花咲く日を夢見ながら…」

[ 2011年3月1日 12:44 ]

卒業式を終え、笑顔で記念写真に納まる宝塚音楽学校の第97期生

 兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で1日、第97期生の卒業式があり、歌やダンスの厳しい稽古に2年間励んだ34人がタカラジェンヌに向けて一歩を踏み出した。

 式では黒紋付きに深緑のはかま姿の卒業生に卒業証書が授与され、首席卒業の深森梓さん=芸名・留依蒔世、兵庫県出身=が「大輪の花咲く日を夢見ながら頑張って参ります」と答辞を述べた。

 涙で目をはらせた予科生が卒業生一人一人にスミレの花束を手渡すと、会場にすすり泣く声が広がった。

 34人は1日午後、宝塚歌劇団に入団。4月15日に開幕する星組公演「ノバ・ボサ・ノバ」「めぐり会いは再び」で初舞台を踏む。

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2011年3月1日のニュース