受付嬢から大富豪の目に留まり…M・モンローと共演の女優死去

[ 2011年3月1日 11:17 ]

映画「ならず者」のワンシーンでのジェーン・ラッセルさん

 セクシーな容貌で人気を集め、マリリン・モンローとも映画で共演した米女優ジェーン・ラッセルさんが2月28日、呼吸器不全のため米カリフォルニア州の自宅で死去した。89歳。米メディアが伝えた。

 受付係をしていた当時、映画製作者で大富豪でもあったハワード・ヒューズの目に留まり、43年の西部劇「ならず者」でデビュー。胸を強調する官能的な衣装でセックスシンボルとなり、第2次大戦の戦地に派遣された米兵の間で写真が大人気になった。

 53年のミュージカル映画「紳士は金髪がお好き」では、マリリン・モンローの親友でナイトクラブの踊り子仲間の役を演じた。

 60年代以降は次第に映画界と距離を置き、キリスト教の信者団体の活動などに取り組んでいた。(共同)

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2011年3月1日のニュース