山本あき東京マラソン完走!歌手人生に「経験生かす」

[ 2011年2月27日 18:40 ]

山本あきが「東京マラソン」でフルマラソンに初挑戦。42.195キロを5時間58分で完走

 今年6月でデビュー6年目を迎え、今月9日にキングレコードから発売した第6弾シングル「男女川~みなのがわ~」(詞・友秋、曲・小田純平)が好調のキングレコード創業75周年記念アーティスト・山本あき(34)が27日、都内で開催された「東京マラソン2011」に出場し、フルマラソンに初挑戦した。

 同大会は、マラソンと10キロの2種目が行われ、マラソンは3万2000人、10キロは3000人が参加。そのマラソン種目に出場した山本は、東京都庁をスタートし、飯田橋、皇居前、日比谷、品川、銀座、日本橋、浅草雷門、築地、豊洲を経て、ゴールの東京ビッグサイトまでの42.195キロに挑戦。

 出発前、「5時間を切るのが目標です。30キロからは未知の世界(それ以上、走ったことがない)なのでどうなるかわかりませんが、頑張ります。銀座から浅草までの広い道路を走れるのが楽しみです」とニッコリ。

 その結果、タイムは5時間58分15秒で完走したが、「正直、きつかったです。フルはこんなに大変なのかと…。27キロ過ぎにふくらはぎが痛くなって、マッサージをしながら最後まで痛みを引きずったままでした。でも、なるべく止まってはいけない、ゆっくりでもいいから走り続けようと言い聞かせて頑張りました。絶対前に進んでさえいれば後ろに下がることはない。もうすぐゴールだ。前に前進あるのみと、負けないでを口ずさんでいました」と感想を語った。

 昨年の「青梅マラソン」でマラソン大会に初出場し、30キロコースにチャレンジしたが、足の怪我が原因して時間制限オーバーのためリタイア。それ以来、マラソンに興味を覚え、同年の地元・石川県の「第10回金沢城下町ハーフマラソン2010」、茨城県の「第20回坂東市いわい将門ハーフマラソン」の両大会で完走。

 その間、歌の仕事の合間を縫ってはトレーニングを積み重ね、今回、東京マラソンに応募。第1回目の抽選には外れたが、追加抽選で当選して出場が決まったもの。

 東京マラソンは「これまで何か忘れかけていたもの、ステージの上から表現する者として何かお客さまに伝えられるもの、そういったことを歌とマラソンを重ね合わせて目指してみたい」というのが出場動機だったが、完走してみて「歌の道でも諦めずに前に進んでいれば、きっとどこかで誰かが認めてくれると信じてやりたいと思います。フルマラソンは、いますぐはやりたいとは思いません。今回の経験を生かしてしばらくは歌に専念します」と話していた。

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