“天才子役”芦田愛菜「ドキドキ」6歳で連ドラ主演

[ 2011年2月25日 06:00 ]

フジ「マルモのおきて」で連続ドラマに初主演する芦田愛菜

 天才子役の呼び声高い芦田愛菜が6歳にして連続ドラマに初主演する。4月スタートのフジテレビ「マルモのおきて」(日曜後9・00)で、ダブル主演となる阿部サダヲ(40)演じる独身男性と暮らすことになる少女役。「私と同じ世代のお友達にも見てほしいし、皆さんにも見てもらいたいです」と大きな瞳を輝かせている。

 わずか6歳で連続ドラマの主演を任された芦田は、その愛くるしい笑顔と多くの人の心をとらえる抜群の演技力で人気。今年4月に小学校に入学する身長1メートル6、体重15キロの可愛らしい少女だ。

 昨年4月、松雪泰子(38)主演の日本テレビ「Mother」で、母親から虐待を受ける少女を熱演し、天才子役として注目された。その後も同年6月の映画「告白」で松たか子(33)の娘役を好演。今年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では、宮沢りえ(37)演じる茶々の幼少時代として登場し、今やドラマや映画、CMに引っ張りだことなっている。

 注目の連続ドラマ初主演作品では、母親が幼いころに家出してしまい、父親に育てられた双子の1人、笹倉薫役。その父親が亡くなってしまい、鈴木福(6)演じる双子の弟・友樹とともに、父親の親友だった阿部演じる独身アラフォー男・高木護(まもる)に引き取られ、本物の家族になっていく姿が描かれる。さらに、拾った犬が人間の言葉を話し、双子を温かく見守る一方で、親代わりとなった護を説教したり、励ましたりするなど家族の中心的な存在となるファンタジックな要素も盛り込まれる。

 芦田は「初めての連続ドラマ主演でとてもドキドキしています」と初々しい感想。さらに「家族みんなで大笑いしてほっこりした気分になって、また月曜日から頑張るぞっていう気分になれるドラマになればいいなあと思います」と張り切っている。阿部も「日曜日の夜が待ち遠しいっ!って言われるドラマになるように頑張ります!」と意気込みを話した。

 ◆芦田愛菜(あしだ・まな)2004年(平16)6月23日、兵庫県生まれの6歳。3歳で芸能事務所に所属。昨年12月に映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」で、史上最年少で、第34回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。特技はスイミング、ピアノなど。

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