博多駅の大時計 劇団四季「魔法」使って点灯式

[ 2011年2月22日 20:40 ]

 劇団四季が4月から福岡市で上演するミュージカル「ウィキッド」の出演者らが22日、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を前に、JR博多駅に設置された「博多大時計」の点灯式をした。

 午後6時半すぎ、魔女役の女優が劇中の呪文を唱え、魔法のつえをかざすと、駅ビルに取り付けられた直径6メートルの大時計が白く浮かび上がった。駅前には人だかりができ、カメラや携帯電話で撮影していた。

 式に出席したJR九州の石原進会長は「駅に時計が欲しいとの声が多く、特注で大きなものを作った。裏側はカフェになっているのでぜひご利用を」と呼び掛けた。駅ビルは3月3日開業予定。

 「ウィキッド」は「オズの魔法使い」に登場する魔女を主人公に、米作家が1995年に書いた物語を原作としたミュージカル。米ブロードウェーで人気を集め、国内では2007年以降に東京と大阪で上演、福岡は3都市目になる。福岡公演は4月3日に開幕、8月末まで。

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