海老蔵殴った男、サッカー日本代表狙えた逸材

[ 2010年12月2日 06:00 ]

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(32)が殴られ大けがをした事件で、警視庁が逮捕状をとった男は父親が外国人、母親が日本人のハーフ。東京都杉並区在住でJリーグの名門「ヴェルディ」の下部組織に所属した経歴を持つ。ポジションはFWだった。

 小学生の頃に入団し、ジュニアユース(中学校)からユース(高校)に昇格。当時を知る関係者は「後輩をいじめることもなかったし優しい性格だった。まさかこんなことをするなんて…」と驚いた。高校1年の時に退団しており、当時のクラブ関係者は「突然来なくなったので何か問題でも起こしたのかと思った」と話しており、あるスカウトは「サッカーを続けていればバリバリの日本代表になっていたはず」と才能を惜しんだ。
 退団後、都内の不良グループに入ったとされる。仲間意識が強く、男を知る関係者は「海老蔵さんの不遜な態度に先輩がイライラしているのを察して殴ったはず。けんかは相当強く、本当に怒ると手加減はしない」と話した。

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2010年12月2日のニュース