草なぎ剛 地デジ普及へスパート

[ 2010年12月1日 18:34 ]

 地上デジタル放送の普及推進キャラクターを務めるタレントの草なぎ剛やNHKの福地茂雄会長らが1日、片山善博総務相を表敬訪問した。草なぎは地デジのPR活動について「少しずつだが成果が上がってきた」と話し、来年7月の完全移行に向け全力を尽くす意向を示した。

 地デジが視聴できる受信機の世帯普及率は9月末時点で90・3%と、初めて90%を突破。福地会長は、薄型テレビの販売が好調なことから「現時点ではさらに普及率が上がっている」という見通しを示した。
 草なぎが「自分の周囲でも地デジの関心が高くなっている。アパートの受信障害などの難しい問題について聞いてくる人もいて、デジサポ(テレビ受信者支援センター)を紹介している」と語ると、総務相は「草なぎさんのように人気の高い人が呼び掛けると説得力がある」と激励した。

続きを表示

2010年12月1日のニュース