伝説の出会い…都はるみ「本当に悲しく、つらい」

[ 2010年11月16日 06:00 ]

 【星野哲郎さん死去】歌手の都はるみ(62)は「本当に悲しく、つらいです」と恩人の死を悼んだ。デビューした64年に「アンコ椿は恋の花」が大ヒットし、日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得。「私を世に出していただいた、私にとって特別な歌です」と振り返った。

 2人の出会いはいまや音楽界の伝説。はるみがデビュー前の16歳の時、恩師の故市川昭介さん(享年73)に連れられ、自宅を伺ったのが初対面。星野さんは歌声を聞いて一発で才能を見いだし、その場で一気に「アンコ椿…」を書き上げた。「市川先生も吉岡(治)先生も逝かれてしまい、私もそちらにゆきたい気持ちです。でも私は生きている限り歌わなければならない」と天国の恩師たちのためにも歌い続けることを誓った。

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2010年11月16日のニュース