「チータ」は星野さんが名づけた愛称

[ 2010年11月15日 21:13 ]

 15日に死去した作詞家星野哲郎さんの代表作「三百六十五歩のマーチ」を歌った歌手の水前寺清子(65)は同日夜、東京都渋谷区のレコード会社で取材に応じ「水前寺清子を世に出していただき、ありがとうございましたと申し上げたい」と話した。

 「チータ」の愛称は、星野さんが「初心を忘れないで頑張れ」という意味で「ちっちゃな民子(水前寺さんの本名)」から名付けてくれたという。「先生には『一日を一生と思って生きろ』と言われた。瞬間瞬間を大切に生きていきたい」と目に涙を浮かべた。

 星野さん作詞の「函館の女」で一世を風靡した歌手の北島三郎(74)は「悔しさと寂しさがあふれ、本当に残念な気持ちでいっぱいです。恩義、友情のきずなの糸が切れ、つらく、心が痛みます」とコメントを発表した。

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2010年11月15日のニュース