東山紀之 「自分の口で」結婚報告もアレは“内緒”

[ 2010年11月9日 06:00 ]

 「少年隊」の東山紀之(44)が8日、都内で行われた主演舞台「ミシマダブル」(来年2月2日開幕、東京・Bunkamuraシアターコクーン)の製作発表に出席した。先月23日に女優の木村佳乃(34)と結婚して以降、初の公の場。共演者とともに臨んだ会見後、「自分の口で結婚報告したい」と1人で再登壇。「ますます精進していきたい」とあいさつした。

 東山は、演出の蜷川幸雄氏や生田斗真(26)らとともに6人で臨んだ会見の後、あらためて1人で登場。「自分の口で結婚報告したいと思い(関係者に)お願いしました」と経緯を説明した。
 先月23日に結婚を発表した際には、直筆署名入りのファクスでコメントのみ出していた。
 最初に「どうしても東京にいられませんでしたので、きょうになってしまいました」と、生報告まで約2週間かかったことを釈明。続けて「さらに真剣に仕事に取り組み、身を引き締めて、良きもの、良き作品を届けられるよう、ますます精進していきたいと思っています。温かく見守っていただければ」と神妙な面持ちで語った。
 関係者は「共演者の方に迷惑がかからないよう、こういう形の報告になったようです」と思いを代弁。これまで「V6」の井ノ原快彦(34)や「TOKIO」の山口達也(38)が結婚発表の場にコンサートを選んだように、東山も一刻も早いファンへの報告を望んでいたという。
 ただ、現在、映画「源氏物語」を撮影中で、婚姻届を提出した先月23日もロケ現場の京都市内に滞在。都内に戻ったのは今月6日で、それまで新婚生活も味わえないほど多忙な日々を送っていた。同映画は今月末にクランクアップし、その直後から今舞台の稽古が始まるという。
 東山はあいさつが終わった後も、矢継ぎ早に飛ぶ取材陣の質問に対応。結婚指輪について尋ねられると、何も付けていない左手薬指をかざして「きょうはちょっと…指輪の交換はしました」と話した。挙式・披露宴については「お互い忙しく、今その予定はありません」とし、プロポーズの言葉を聞かれると、笑顔で人さし指を口元に当て“内緒”のしぐさを返した。

 ≪“出会い”提供の蜷川氏も「良かった」≫蜷川氏は、東山と木村が出会った08年3月の舞台「さらば、わが愛 覇王別姫」を手掛けており、2人の結婚について「良かったと思います」と祝福した。今作は作家・三島由紀夫氏の「サド侯爵夫人」「わが友ヒットラー」の2作品を交互に上演する。女性役に初挑戦する生田は、会見で「(共演者の中で)自分が一番若いので、一番きれいと言われたい」と話して笑いを誘った。

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2010年11月9日のニュース