新国立劇場 リヒャルト・シュトラウス:歌劇「アラベッラ」

[ 2010年10月15日 06:00 ]

演出のフィリップ・アルロー

 指揮者の尾高忠明が新国立劇場のオペラ部門芸術監督に就任して最初のステージとなったリヒャルト・シュトラウスの「アラベッラ」の新制作上演。「光の魔術師」の異名を持つ人気演出家フィリップ・アルローを起用してのニュープロダクション。指揮はドイツ語圏でワーグナーやリヒャルト・シュトラウスのスペシャリストとして知られるウルフ・シルマー、題名役にバイロイト音楽祭の常連、ミヒャエラ・カウネを据えるなど内外の実力派歌手を揃えて万全の布陣で臨んだ新体制の船出。その模様を小谷和美さんがリポートで振り返ります。取材したのは10月8日の公演。

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2010年10月15日のニュース