井川遥「シーンは重いんですが 始まる前に必ず竹中さんが…」

[ 2010年10月15日 16:04 ]

制作発表の(左から)浅野温子、大友康平、井川遥

 10月19日スタートの新ドラマ「フリーター、家を買う。」(フジテレビ系、火曜21時)の完成披露試写会と舞台あいさつが15日に行われ、主演の嵐・二宮和也(27)、浅野温子(49)、井川遥(34)、竹中直人(54)らが出席した。

 フジテレビの連続ドラマへの出演は「コーチ」(1996年7月)以来、14年ぶりの出演となる浅野はうつ病を患う誠治の母・寿美子を演じる。シリアスな内容とは裏腹に現場は笑いが絶えないようで、「うつなんで静かにしないといけないんですけど、ドラマの中で私が倒れた時に、(家族役の)3人(二宮、竹中、井川)が真面目にセリフを言えば言うほどおかしい。ある意味、ブラックコメディのような深味のあるドラマなのかな」。
 一方、二宮から「ずっとふざけてます」と言われるほど、現場のムードメーカーはやはり誠治の父・誠一を演じる竹中。誠治の姉の永田亜矢子を演じる井川も「シーンは重いんですが、始まる前に必ず竹中さんが楽しいバージョンをやってくれるので、和んでいます。私たちが映っている時の本番中は(竹中が)変な音を出したり、変顔をしたりしていて笑いを堪えるのが…」と思い出し笑い。
 そんな素顔とは真逆の真面目でプライドが高く、不器用な性格の誠治の父を演じる竹中。「毎日怒鳴って怒鳴り続けているお父さん。普段の生活ではない役なので大変。二宮くんがボロボロになればなるほど、切なくて悲しくてすごい」とドラマのアピールも忘れなかった。

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2010年10月15日のニュース