押尾被告側が即日控訴「信用できないといわれ、納得できない」

[ 2010年9月17日 18:57 ]

 「見殺しにしていない」と訴え続けたかつての人気俳優に、裁判員らが下した答えは「実刑」だった。17日、東京地裁で懲役2年6月を言い渡された押尾学被告(32)。みけんにしわを寄せて判決を聞き、いったんはへたり込むように座ったが、「納得できない」とすぐさま控訴。今後も争う姿勢を見せた。

 17日夕、記者会見した弁護団によると、被告は判決主文の一部が理解できず、閉廷直後に「実刑なのか、執行猶予なのか」と弁護人に質問。「主張が認められなかった」と肩を落とし、いすにへなへなと座った。

 地裁内の接見室で面会した弁護人から説明を受けると、一瞬驚いた顔を見せ、「法廷で不利なことも含めて供述したつもり。信用できないといわれ、納得できない」と悔しがり、控訴を決めたという。

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2010年9月17日のニュース