草なぎ&仲間 TBS60周年11時間ドラマ

[ 2010年8月19日 06:00 ]

 SMAPの草なぎ剛(36)と仲間由紀恵(30)が主演するTBS開局60周年記念ドラマ「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」(11月3~7日、後9・00)が約7カ月にわたった収録を終えた。放送は5夜連続で毎回2時間以上、計11時間超を予定している。

 最終収録が行われたのは米シアトルのセーフコフィールド球場。100年前に米国に渡り、逆境と闘い続けた日系移民の家族を描いた物語を象徴する冒頭で、人種に関係なく声援が送られる中、マリナーズのイチローが登場し、快音を飛ばす。球団側の了承を得て今月8、10日(日本時間9、11日)に球場に機材を持ち込んで収録。スタッフはヒットを放つまで待機する予定だったが、イチローは8日の試合で複数安打を放ち“千両役者”ぶりを見せつけた。草なぎはこの場面に登場しないため、共演はならなかった。

 収録は2月にスタート。日本のほか米ロサンゼルスなどでも行われ、海外ロケは約5カ月、エキストラは計1万人以上に及んだ。2役を演じる草なぎは、日米を3往復し計約1カ月間、米国に滞在。劇中では英会話のセリフなどに挑み「米国ロケは、朝から夜まで毎日撮影が続き、凄く充実して良かった。日本の方はもちろん、アメリカの方にも心に響くドラマになれば」。仲間は「理不尽な事に対する悲しさや悔しさ、そして、それでも明るく前向きに生きようとする家族の強い絆(きずな)を、アメリカの大地に立つことによって、肌で感じることができた」と振り返った。

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2010年8月19日のニュース