約束守った!SMAP10月に上海8万人公演

[ 2010年8月2日 06:00 ]

 「SMAP」が1日、全国ツアーの札幌ドーム公演で、初の海外公演を行うと発表した。中国・上海で10月9、10の2日間で計8万人を動員する大規模コンサート。6月の上海万博でのイベントは中止になっただけに、メンバーは「約束を守れてうれしい」と大喜び。この日のライブでは昨年4月に泥酔事件を起こした草なぎ剛(36)が「帰ってきたヨッパライ」を歌唱。自虐的な歌で会場を大いに沸かせた。

 SMAPの海外でのコンサートは88年に結成してから初めて。中止になった上海万博での「ファンの集い」は、万博事務局からの招待に応じたイベントでチケットも無料になる予定だった。
 それに対し今回決まった上海公演は、開催中の全国ツアーのファイナルという位置づけ。チケットも発売(価格未定)し、ツアーと同じ機材を持ち込んだ本格コンサートになる。
 SMAPの中国進出の足がかりとして、万博出演とともに準備を進めてきたビッグプロジェクト。開催にあたり万博側の全面バックアップも取り付けた。
 上海体育場は4万人を収容する現地最大の会場。木村拓哉(37)は「あらためて上海のファンの方に会える機会ができてうれしい。イベントではない今回のコンサートは僕らだけの空間なので思いきりはしゃいで」と呼び掛けた。

 ≪香取慎吾が演出手掛ける≫この日のライブは3時間半以上で最新アルバム「We are SMAP!」の収録曲を中心に新曲「This is LOVE」など46曲を披露。演出を手掛けた香取慎吾(33)は「スケジュールが厳しくて本番に間に合わせるのが最大のテーマでした」と振り返った。9月15日にはデビューからのツアーの累計観客動員が1000万人を突破し、当日はセレモニーが開かれる。

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2010年8月2日のニュース