全盲歌手の立道さん 上戸彩&小出恵介の“役者魂”に感動

[ 2010年8月2日 09:49 ]

 全盲視覚障害のシンガー・ソングライターの立道聡子(28)の著書「愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~」(光文社)がドラマ化され、9月にフジテレビ系で放送される。

 04年に同じ視覚障害者の男性と結婚、出産を経験し、育児と音楽活動を両立している立道の半生を演じるのは女優の上戸彩(24)。夫役を小出恵介(26)が務める。役作りのため、2人は東京都盲人福祉協会で白杖の使い方や所作の指導を受けた。

 自宅で上戸、小出と対面した立道は「すごく真剣に役作りをされていて、台本やドラマが作られていく課程を拝見し、感動することがたくさんありました」と、2人の“役者魂”に胸打たれたという。

 ドラマ化にあたって「少しでも障害を持つということやその中でも歩ける道があることへの理解が広がれば幸せです」と障害者への理解が深まることを望み、「同じ様な障害や悩みを抱えた方は、このような生き方もあるのだと感じながら見ていただけるとうれしいです」と話した。

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2010年8月2日のニュース