当選したお父さん犬の「後日談」20日から放送

[ 2010年7月16日 06:00 ]

 ソフトバンクの連続CMシリーズ「白戸家の人々」で展開された選挙シリーズの完結作「後日談」編が20日から放送される。

 白戸家の「お父さん」が出馬要請を受けて立候補し、選挙活動を通じて日本国民に熱いメッセージを訴えていく姿を描いたシリーズの総集編。
 これまでのCM映像を使い選挙活動を振り返る。そして、選挙では当選したものの「犬は議員になれない」という声とともに大物政治家役の大滝秀治(85)が登場。「お父さん」が目指した「ホワイトジャパン」が表紙に描かれた本を閉じる。選挙の結果を受けて夏の戦いの余韻に浸っている様子。ラストでは、シリーズの第1弾で掲げられた「ただともの国」を再度紹介している。具体的な無料通話の訴求などはあえて行わず、「ただとも」という言葉の広がりやスケール感を感じさせるCMに仕立てた。
 ソフトバンクが6月1日から展開している夏の「のりかえ割」と「ただともプログラム」の特典変更をPRするCM。携帯電話番号をそのままに契約会社を変更する「のりかえ(MNP)」が“ケータイ業界の選挙に似ているのでは?”という発想から選挙シリーズの展開につながった。
 6月初旬の「出馬依頼」編で始まり「墓参り」「選挙カー」「優勢」「当確」「当選インタビュー」各編とまるで実際の選挙活動のように短期間で展開されたシリーズ。妻役の樋口可南子(51)らいつもの白戸家のメンバーに加え、大滝や秘書役の木村多江(39)といった実力派の俳優たちが出演。まるで映画を見るような豪華で見応えのあるシリーズになった。

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2010年7月16日のニュース