映画「二十四の瞳」の美術監督・中村公彦氏逝く

[ 2010年7月8日 06:00 ]

 映画美術監督の中村公彦(なかむら・きみひこ)氏が7日午前0時37分、腎不全のため東京都杉並区の病院で死去した。熊本県出身。94歳。

 葬儀・告別式は8日午前11時半から東京都調布市菊野台1の10の2、調布メモリードホール=(電)042(483)0983=で。喪主は長女公美(くみ)さん。
 52年に松竹の美術監督になり、木下恵介監督の「二十四の瞳」などを手掛けた。その後、日活に移籍し、今村昌平監督の「にっぽん昆虫記」など数多くの名作を手掛けた。ほかの代表作は「嵐を呼ぶ男」「キューポラのある街」など。

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2010年7月8日のニュース