落語協会会長に小三治さん 古典落語の第一人者

[ 2010年6月25日 13:45 ]

 落語協会は25日の総会で、2期4年にわたり会長を務めた鈴々舎馬風さん(70)の後任に、理事の柳家小三治さん(70)を新会長に選出した。任期は2年。

 小三治さんは記者会見し「所信表明は考えていないが、落語協会をこれから先も見ていただきたい」と話した。

 小三治さんは東京都出身。1959年に五代目柳家小さんに入門。69年、真打ちに昇進し、十代目小三治を襲名した。淡々とした語り口で人物、情景を的確に描写し、古典落語の第一人者として知られる。

 2004年に芸術選奨文部科学大臣賞、05年に紫綬褒章を受けた。

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2010年6月25日のニュース