森光子「必ずもう一度」放浪記リベンジ誓う

[ 2010年3月31日 06:00 ]

 女優の森光子(89)が4月1日発売の「家庭画報」(世界文化社)のインタビューに応じ、2月26日に主演舞台「放浪記」の中止を発表して以来初めてメディアに登場する。

 60年以上交流がある茶道裏千家第十五代家元の千玄室氏(86)と対談。取材は今月1日に都内で行われた。ライフワークの中止決定直後だけにスタッフは心配したというが、姉弟のような関係の千氏が相手だけに、なごやかな雰囲気で進んだ。篠山紀信氏(69)による写真撮影にも明るい表情で応じた。
 森は千氏に「今回の中止は本当に申し訳なかったと思います。でも必ずもう一度“放浪記”の舞台に立ちたいと思っております」と宣言。千氏から「そのときは花束を持って駆けつけます」とエールを送られた。
 森は現在、再び舞台に立つため、これまで通りスポーツジムに週1回のペースで通い、トレーナーの指導で汗を流している。自宅でもスクワット100回の日課を欠かさず、スタッフに「きょうは150回やった」と話すこともある。
 午前6時半に起床、午後10時半に就寝。規則正しい日々の中で「“女優森光子”は今後どうあるべきか、を考えている」という。「本人は“もう舞台はやらない”とはまったく思っていない」といい、1日の食事を2回から3回に増やすほど張り切っている。

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2010年3月31日のニュース