大堀恵 攻めるの大好きだけど“恋のゴール”は…

[ 2010年3月31日 11:15 ]

キャプテンの小由里から動きを教わる大堀恵

大堀恵インタビューその1

 【女子フットサルチーム「ザナドゥ」加入 大堀恵インタビュー】新陳代謝の激しい女性芸能人で結成されたチームでは、新人ながら最年長。26歳のアイドルならではの悩みもある。

 「(AKB48に続いて)また最年長か。どこにいても最年長なんて…、ウフフ。スタミナはないんですよ。すぐハァ~ってなっちゃう。終わってハァハァ言うのが自分の中でイヤ。汗かいたらすぐにシャワー浴びたいし。気持ちと体のギャップがすごく葛藤。でも、年をとるごとに、運動できる機会はなくなっていくから、こういう機会をいただけるのはすごいうれしい」。

 フットサルは団体競技。“先輩”には中学を卒業したてのメンバーもいる。チームに早く溶け込むためコミュニケーションを密に取ることは不可欠だ。

 「私はペーペーで、何もわからない状態。とにかくチームの足を引っ張ることはしたくない。(自分と年が大分離れている子たちにも)自分からちゃんと話しかけたりしていかなきゃと考えてる」。

 そんな大堀の姿勢を他のメンバーも感じており、合流初日からチームに溶け込んでいった。

 「ザナドゥに入ってあいさつさせていただいたときに、“あぁ甘い股関節の人だ~。股関節、股関節”ってみんなが言ってくださって。そこは甘えさせていただいてる」。

 ポジションはピヴォ。サッカーのポジションで言うならフォワード(FW)になる。カフェの店員からAKB48に入り、ソロデビューを勝ち取るまで一貫していることは、攻めの姿勢。そういう意味では大堀にうってつけのポジションだろう。

 「攻めるの大好き。って…また、そっちの話になっちゃうけど。負けず嫌いだし、負けるのだけは許せない。後悔もしたくない。後悔するぐらいだったら、死にもの狂いでやりたい。だから、試合ではガンガンに攻めるでしょうね。技術面は劣っても、気持ちだけでは守りに入りたくない。必死にボールに喰らいつくことしかまだできないけど、そこで一等賞になれば、チームに貢献できると思う。いまは必死に喰らいついて攻めていくしかない」。

 4月3日のフットサル大会「エンジェルリーグ」第4回大会で公式戦デビューする予定。時間は残り少ないが、意欲は十分。ゴールへの執着心は強い。

 「試合に出られれば、興奮するし快感ですよね。バスケットの試合の熱気が大好きなんです。サポーターがいて、あの大声援の中で、決まるとみんなウワァーってなる。みんなで熱くなれるような。今度の試合も、そういう雰囲気なんだろうな。それに飲み込まれないように、まずは1点を決めたい。大きな目標なんだけど、目標は大きくなきゃ。それを達成して、ザナドゥのメンバーに受け入れてもらいたい。新人よくやったな、と言われたい」。

 一方で仕事に没頭するあまり、“恋のゴール”は遠そうだ。

 「最近自分でかわいそうだと思うんですが…。パワースポット行ったり、パワーストーンをはめててね。それも恋愛のやつなんですけど。でも、誰も一向に寄り付かない…。パワーストーンに一生懸命お願いしてるんだけど、まったく誰も寄ってこない。パワーストーンに、命懸けて頼むよってお願いしてるんですけどね~」。

 「いま26歳。実は背番号が26。8月で27歳になってその背番号はどうなっちゃうんだっていうのがある。地元の友達はもうみんな結婚している。しまいには妹に先を越され。とりあえず仕事で一発カマしてからじゃないと、恋愛には進めないので。事務所を移籍して、一発目の仕事なので恋愛なんかしてられないですよね」。

 大堀も出場するエンジェルリーグの第4回大会は4月3日に新宿区立新宿スポーツセンターで開催。詳細はエンジェルリーグの公式サイトで。

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2010年3月31日のニュース