宝塚歌劇団の人気作「虞美人」100万人達成

[ 2010年3月29日 18:44 ]

 宝塚歌劇団の代表的な演目の一つで1951年に初演された「虞美人」が29日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で行われた花組公演で観客動員100万人を達成した。宝塚で動員100万人を突破したのは「ベルサイユのばら」などがあり、6作品目。

 「虞美人」は史記の英雄・項羽と虞美人の悲恋を描き、これまでに春日野八千代さんや鳳蘭さんら大スターが主演した。この日の公演は371回目。
 終演後のセレモニーで、主演の真飛聖さんが「宝塚の財産ともいえる『虞美人』が100万人のお客さまを迎えることができ、本当にうれしく思います。皆さまをもっと幸せな気持ちにできるように気を引き締めて千秋楽(4月12日)まで舞台を務めてまいります」とあいさつすると、会場は大きな拍手に包まれた。

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2010年3月29日のニュース