映画「なくもんか」ギャラ不払い…出演者が提訴

[ 2010年3月20日 06:00 ]

 昨年11月に全国公開された映画「なくもんか」をめぐり、俳優塚本高史(27)やタレントのカンニング竹山(38)らの出演料などが未払いだとして、所属事務所「サンミュージックプロダクション」(東京)が映画製作会社「ビーワイルド」(大阪市)に計約640万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していたことが19日、分かった。

 ビーワイルド側は同日開かれた第1回口頭弁論で、請求をすべて受け入れる「認諾」の手続きを取り、訴訟は終結した。
 訴状によると、ビーワイルドは昨年2月ごろ、塚本が546万円、竹山が31万5000円で「なくもんか」に出演するといった内容でサンミュージック側と契約した。しかし、出演料の支払いについて、映画公開後も猶予を求めるなどして応じてこなかった、としている。

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2010年3月20日のニュース