あゆ 真央と“相思相愛”お互いに勇気もらった

[ 2010年2月27日 06:00 ]

本番前の練習滑走に出る直前にヘッドホンで浜崎あゆみの音楽を聴く浅田真央

 【バンクーバー五輪女子フィギュアスケート】浅田の奮闘に芸能界からも祝福とねぎらいの言葉が上がった。浅田が大ファンの浜崎あゆみ(31)は「深い感動とあきらめない勇気をありがとう」と感激した。

 スポーツ界と歌謡界。畑は違えど、周囲から期待され続けるプレッシャーの重さは誰よりも分かっている。浜崎はこの日、都内でテレビ観戦。「終わりの見えない、長く長い永遠のような4年間であり、幻のようにあっという間に過ぎ去った4年間でもあったと思います。深い感動とあきらめない勇気をありがとう」と浅田をねぎらった。
 浅田は練習で曲を流すなど、いつも浜崎の曲に勇気づけられてきた。フリーの演技直前も携帯音楽プレーヤーで聴き、キム・ヨナの高得点の余韻が残る会場の大歓声から耳を閉ざすように、ヘッドホンを耳に押し当てた。
 初対面したのは05年の野外フェスティバル「a―nation」の名古屋公演。浜崎の楽屋を訪れ「浜崎さんに会えた」と大喜びし、以来何度かコンサートを訪れている。浜崎が08年に左耳の聴力を失ったと公表した際には「頑張って歌い続けてほしい」と周囲に語っていたという。練習の拠点を米国に移した際は、慣れない環境の中で浜崎の曲を聴いて自らを奮い立たせてきた。
 そんな浅田の気持ちに応えるように浜崎も“バックアップ”。五輪の開幕前、浅田のマネジャーの要望で「真央ちゃん、バンクーバーがんばってね」のエールとサインを書いた最新シングル「You were…/BALLAD」を送った。
 浜崎は「大きな偉業を成し遂げた今、真央ちゃんは何を思っているのでしょうか」と思いをはせ、「真央ちゃんがキラキラした笑顔で日本に帰って来てくれるのを本当に本当に楽しみに待っています」と再会を待ち望んでいる。

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2010年2月27日のニュース