墓前で成功祈願…勘三郎 口上で先代の思い出話

[ 2010年2月2日 06:00 ]

「二月大歌舞伎十七代中村勘三郎二十三回忌追善」の開幕前に東京都台東区の西徳寺に眠る先代を墓参した中村勘三郎

 歌舞伎の中村勘三郎(54)の父で名優とうたわれた十七代目勘三郎(享年78)の二十三回忌追善興行が1日、東京・歌舞伎座で幕を開けた。

 88年に亡くなった先代が歌舞伎座で最後に演じた「俊寛」などを上演。口上では勘太郎(28)七之助(26)らがずらり。勘三郎は「先代から“歌舞伎座で追善ができる役者になってくれ”と常々言われていた」と感慨深げ。
 この日朝には、東京都台東区の西徳寺にある父の墓前で手を合わせ公演の成功を祈った。

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2010年2月2日のニュース