アバターが米アカデミー賞作品賞など9部門候補に

[ 2010年2月2日 23:21 ]

 米映画芸術科学アカデミーは2日、第82回アカデミー賞の候補を発表した。作品賞には、興行収入の世界記録を更新したSFアドベンチャー「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)など10作品がノミネートされた。アバターは計9部門の候補になった。

 発表・授賞式は3月7日(日本時間8日)。和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした米映画「ザ・コーヴ(入り江)」が長編ドキュメンタリー部門で候補入り。注目された「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)など日本作品は選ばれなかった。

 作品賞は、より広い分野から選ぶことを目的に、候補数を昨年までの5本から倍に増やした。ほかに3Dアニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」や「ハート・ロッカー」「プレシャス」などの作品が選ばれた。

 主演男優賞はジョージ・クルーニーやジェフ・ブリッジスら、主演女優賞にはサンドラ・ブロック、メリル・ストリープらの人気俳優が名を連ねた。(共同)

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2010年2月2日のニュース