あの大物俳優が「間違いなくはるかに困難な仕事」

[ 2009年12月5日 12:03 ]

 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は4日、米人気俳優のニコラス・ケイジ(45)を親善大使に任命すると発表した。

 ケイジは「これまで映画で演じてきた役に比べ、間違いなくはるかに困難で意味のある仕事になるだろう」とコメントした。
 ケイジは、数々のアクション映画で「正義の味方」以外に、闇の武器商人や薬物中毒の悪徳警官など多くの「悪役」も演じてきた。UNODCのコスタ事務局長は「ケイジさんが演じた人物は人間性の最も深い闇を見せつけたが、彼は今や、最も崇高な『正義の追求』の擁護者となった」と述べ、啓発活動などでの役割に期待を示した。
 UNODCによると、ケイジは俳優業のかたわら、子供兵士、武器密輸、女性への暴力といった問題に長年、取り組んでいる。(共同)

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2009年12月5日のニュース