25年続いた カリスマ司会者の人気長寿番組終了発表

[ 2009年11月21日 11:46 ]

20日、米シカゴからトーク番組の生放送中、2011年の番組終了を発表する司会者のオプラ・ウィンフリーさん

 全米で平均700万人以上が視聴しているとされ、絶大な人気を誇るテレビのトーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」の黒人女性司会者オプラ・ウィンフリーさん(55)が20日の放送で、開始から25年を迎える2011年9月に番組を終了すると正式に発表した。

 「トークショーの女王」と呼ばれるウィンフリーさんの番組は主婦層を中心に大きな影響力があり、昨年の米大統領選ではウィンフリーさんがオバマ氏を熱狂的に支持、黒人初の大統領誕生への強い味方となった。
 ウィンフリーさんは20日の番組の最後に「皆さんとの年月はわたしの人生を豊かにしてくれた」と涙をこらえてファンに感謝した。番組終了後については詳しく述べなかったが、ケーブルテレビで新たな番組を始めるとの見方がある。
 番組では過去に、ウィンフリーさんが牛海綿状脳症(BSE)の流行で「もうハンバーガーは食べない」と発言してファンが追随、牛肉の値段が下がったり、スタジオの観客約300人に新車をプレゼントしたりするなど逸話もつくった。(共同)

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2009年11月21日のニュース