NYで“抜歯”香取 米メディア笑わせた

[ 2009年11月12日 06:00 ]

 「SMAP」の香取慎吾(32)が米ニューヨークで10日夜(日本時間11日朝)、12日夜(同13日朝)開幕の主演ミュージカル「TALK LIKE SINGING」の製作発表会見を行った。日本のオリジナル作品では初めてニューヨークで初演される。香取は歯を痛め、現地で1本抜くアクシデントに見舞われた。

 ミュージカルの本場ブロードウェーの看板が見えるタイムズスクエアに立つホテルで行った会見。香取は演出・脚本・作詞を担当する三谷幸喜氏(48)、作曲・音楽監督の小西康陽氏(50)と窓からその夜景をのぞき込み、「凄い!」と大歓声。そして、「ニューヨークが好きで、このあたりを歩くのが一番好き。公演はいまだに信じられない」と興奮気味に語った。
 頭の中にバンドがいて普通に話すことができず、歌と踊りでしか自分を表現できない不思議な青年・ターロウ(香取)をめぐるミュージカル・コメディー。不幸なことでも明るく歌ってしまうターロウと治療を行う研究者らの笑いと涙の物語が展開される。ニューヨーク大学敷地内にあるスカーボール・センター(座席数約860)で上演される。
 香取が「気合が入りすぎたのか歯が痛くなり、きょう(10日)の朝、(現地の)歯科医で左下の一番奥から2番目の歯を1本抜いてきた」と激白すると米国メディア20人も「アハハ」と大笑い。英語と日本語半々の字幕なしの上演で、三谷氏が「次はフランス語!」と力を込めると、「歯の原因は三谷さんへのストレス」と訴え、また会場を沸かせた。米国人記者から「彼は面白いから成功する」との声も上がり、香取は本場で早速笑いを取ったことで「やったと思った」と笑顔。「初日を早く迎えたい」と語った。

 <日本での“凱旋公演”決定>「TALK LIKE SINGING」はスカーボール・センターで12~22日まで全13公演を行った後、日本での“凱旋公演”が決定した。来年1月23日~3月7日、東京・赤坂ACTシアターで全50公演、6万人を動員。香取は「ニューヨークで生まれて日本にやって来ます。日本の方々見てください。ニューヨークの方々も日本に旅行に行く時間があったら3月までやってますので見に来てください」とPRした。

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2009年11月12日のニュース