女子高生服のガッキー見納め!アラサーまで熱演

[ 2009年11月6日 06:00 ]

 歌手一青窈(33)のヒット曲「ハナミズキ」をモチーフにした映画が、新垣結衣(21)の主演で製作される。作品名は同じで、メガホンを取るのは「いま、会いにゆきます」「涙そうそう」などの感動作で知られる土井裕泰監督。共演はジャニーズ事務所の生田斗真(25)。新垣は女子高生から30歳手前の“アラサー”まで演じ、女子高生の制服姿は見納めになる。

 「ハナミズキ」は04年2月に発売され、オリコンの週間ランキングで125週連続でチャートインし、57万枚を売ったロングセラー曲。最新のカラオケランキングでもいまだに9位に入っており、累計で296週チャートイン中だ。
 もともとは米中枢同時テロの時、一青がニューヨークの友人から知らされたテロの実情に衝撃を受けて書き上げた鎮魂歌。書き直すうちに♪君と好きな人が 百年続きますように――の歌詞にたどりつき、珠玉のラブソングに昇華した。
 映画はこの歌に込められた“無償の愛”を描いた物語。ハナミズキの木に導かれるように出会い、互いを思い合う純愛を新垣と生田が演じる。
 新垣は9月公開の時代劇「BALLAD」以来、通算6作目の映画。主人公の高校時代からキャリアウーマンとなった28歳までの10年間を演じ、初めて“アラサー役”に挑戦する。大人のラブストーリーは女優としての新境地。かわいらしい制服姿はこれで見納めだ。
 製作陣は、新垣の大ヒット映画「恋空」のスタッフが再集結。脚本は映画「涙そうそう」やドラマ「Dr.コトー診療所」などで知られる吉田紀子さん(49)。来年夏に東宝系で公開予定で「恋空」の39億円を超える興収40億円を狙う。
 新垣は北海道で撮影に入っており、来年にはニューヨーク、カナダでの海外ロケも。初めて英語のセリフがあるため特訓中。「名曲をモチーフにした作品にちょっとプレッシャーを感じています」と言いながらも「10年間思い続ける純愛を演じるのは初めての経験。1つ1つを大事に演じたい」と力が入っている。また、恋人役の生田も「新垣さんは凄く感受性の豊かな方。この作品を見て、人をこんなに思えるって素敵だなと思ってもらえる映画にしたい」と張り切っている。

続きを表示

2009年11月6日のニュース