高相&押尾被告の傍聴席“争奪戦”へ秒読み

[ 2009年10月16日 06:00 ]

 覚せい剤取締法違反の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)の夫・高相祐一被告(41)=同容疑で起訴=と、麻薬取締法違反の罪で起訴された俳優押尾学被告(31)の東京地裁での初公判の傍聴券抽選締め切り時間が15日、決まった。

 ともに開廷1時間前で、高相被告が21日午前9時、押尾被告が23日午後0時半。いずれも、26日の酒井被告の初公判と同じ425号法廷で行われる。同法廷の傍聴席は42席で、司法記者クラブに割り当てられる分を差し引くと、一般傍聴席は20~30席になるとみられる。
 傍聴席をめぐって抽選になるのは確実な状況。希望者が3000人を超えると予想される場合には地裁近くの日比谷公園で抽選を行うことがあるが、地裁は「いつもの態勢」とし、警備員も通常の約10人から増員する予定はないという。
 両被告の量刑について、板倉宏日大名誉教授は「高相被告は1年6月の懲役、執行猶予3~4年くらい」とし「押尾被告は通常なら1年6月の懲役、執行猶予3~4年。ただ、共同使用者の女性が死亡していることもあり、2年の実刑という可能性もある」とした。

続きを表示

2009年10月16日のニュース