薬師丸ひろ子「ハングル読めます」年7回も渡韓

[ 2009年10月16日 06:00 ]

釜山国際映画祭に参加した(左から)豊川悦司、薬師丸ひろ子、行定勲監督

 豊川悦司(47)と薬師丸ひろ子(45)が夫婦を演じた映画「今度は愛妻家」(監督行定勲、10年1月16日公開)が15日、韓国で開催中の第14回釜山国際映画祭でお披露目された。

 縦18メートル、横24メートルのスクリーンを誇る野外劇場で上映。5000人の観客を沸かせ、松本人志(46)木村拓哉(36)ら日本の映画人が活躍した映画祭の“トリ”を務めた。
 豊川は「アンニョンハセヨ。体は冷えても心は温まる映画」とあいさつ。年に7度も渡韓するという薬師丸は「レストランのメニューが分からないと悲しいから、ハングルも読めます」と韓国通をアピールした。
 豊川が主演した映画「Love Letter」は、韓国内で99年に公開され実写邦画最多の140万人を動員。今作への期待も大きく、韓国、タイなどアジア8カ国での配給が決定した。
 さらにアカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」を北米で配給する「リージェント・フィルム」からもオファーがあり、豊川は「チャンスがあるならアカデミー賞のレッドカーペットを歩きたい」と意欲を見せた。

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2009年10月16日のニュース