のりピーに不快感…アッコ、テリーが吠えた

[ 2009年9月21日 06:00 ]

 覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴され、17日に保釈された女優酒井法子被告(38)について20日、芸能界から厳しい意見が相次いだ。歌手の和田アキ子(59)はTBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)で「すべて勘弁してよってことが多い」と不快感をあらわに。タレントでプロデューサーのテリー伊藤(59)は「アイドル体質は抜けない」と指摘した。

 日本中がくぎ付けになった“世紀の保釈劇”に芸能界のご意見番たちがかみついた。
 酒井被告の逮捕時から「(芸能人が)みんな一緒だと思われると嫌」と不快感を強くしていた和田。この日は、17日の保釈劇を振り返り「湾岸署から出てくる時、フーッて(深呼吸を)したんですよ。私はステージに上がる時(気持ちの)スイッチを入れるために同じことするんです。そんな感じで出てきたから“おお!なんだ歌うのか!?”って思いましたよ」とコメント。謝罪の場というより“酒井法子オンステージ”に見えたことを強調した。
 記者会見についても、涙の落とし方からぬぐい方まで疑問視。「考え過ぎだとしても(彼女には)すべてが勘弁してよってことが多いから。ケータイ壊したり、やってることは大きい割に、アンタつじつまだけ合わせてない?ってのがあるのよ。ウチら全員そうなのって思われたら困る。ちゃんと釈明してくださいよって思う」と厳しく批判。病院で“クスリ断ち”の治療を始めたことにも、禁煙に苦しんだ自身の経験を踏まえ「もの凄く難しかった。それの30倍(の苦しさ)なんでしょ。考えられない」と復帰には時間がかかるとの見解を示した。
 また、テリーはTBS「サンデー・ジャポン」(日曜前10・00)で保釈劇の感想を「たくましく、したたか。気合入ってるわ」とコメント。ただし「アイドル体質が抜けてない。(保釈後も)周りに囲まれて生きているでしょ。それをやめろと言ってもやめらんないし」と“クスリ断ち”には芸能人気質からの脱却も大切との見方を示した。

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2009年9月21日のニュース